仕事してお給料を貰っても、生活するのに精一杯。
体系が気になって海で水着になるのが恥ずかしい。
歳を重ねていっても健康的で元気な体でいたい。
ダイビングを始めたことで、お金や時間の遣い方を見直すきっかけになり、毎日が楽しく過ごせるようになりました。
今までどれほどだらしない生活を送っていたことか!
ダイビングはお金がかかりますが、それ以上に大切なことを身につけることができたような気がします。
ダイビングが普段の生活もがらりと健康的に変化させた
全ては「ダイビングしたい」というところから始まりました。
「【海好き女子へ】ダイビングは癒しの趣味 海へ行けばポジティブになる」で書いたように、海のパワーはすごい。
好きなことは突き詰めたい。もっともっと色々な海に潜りたい。
その思いからわたしの健康的生活がスタートです。
【お金の遣い方が激変】衝動買いをしなくなる
まず、ダイビングするには少々お金がかかります。
1日潜りに行くと、だいたい交通費や雑費も合わせて2万~3万円。
泊まりで行けばたくさん潜れますが、もっと費用がかさみます。
その数万円をどう捻出するか…
毎月かかる家賃などの固定費は普遍なので、それ以外で抑える必要がありました。
そこでまず気づいたことが。わたしは固定費以外の何にお金を遣っているのか全然把握していませんでした。
おそらく衝動買いがすごいのです。気づけば家の中がいつの間にかモノで溢れかえっているからです。
なので、モノを買おうとする時は当然、よくよく考えるようになりました。
衝動買いがなくなれば、そのぶんダイビングにお金を回せます。
- 似たようなものを持っていないか
- 買ったのに着ていない服は無いか
- 古くてもまだまだ使えるものを買い換えようとしていないか
これを意識するクセをつけることにしました。
そして家中のモノを見渡して、これは本当に必要なものかということも考えるようになり、「無くても困らないもの」は手放すことにしたんです。
「何かを1つ買ったら、何かを1つ手放す」ということも意識するようにしています。
手放す方法はいろいろで、単純にゴミとして捨てることもあれば、フリマで売る、それを必要としている人に無料で譲る、という場合もあります。
少しずつですが、以前より一ヶ月のお給料が手元に残るようになりました。
荒かったお金遣いが改善してきていると実感して嬉しい気持ちになります。
(これでダイビング行けるぞ!)
【早寝早起き】規則正しい生活リズム
ダイビングは朝の出発が早いです。東京から伊豆に潜りに行く時はいつも3時に起きます。
ダイビングに睡眠不足はご法度。体調は良くても寝ていないというだけで耳抜きができなくなるからです。
なので、ダイビングの前日はたっぷり寝る必要があります。
しっかりと睡眠時間を確保(最低でも6時間は寝ておく)して3時に起きるということは、夜9時には就寝するということですね。
現代人には早すぎると感じるかもしれません。
普段の生活で夜更かしが当たり前になっていると、夜9時は全然眠くない時間ですものね。
わたしも始めはそう思っていました。
そして結局たっぷり寝ることができず、(ダイビングしんどい) になってしまう。
そこで、ダイビングに行く行かないに関わらず早寝早起きをしようと心に誓いました。
さすがに21時に寝るのは仕事の都合上かなり不可能に近いので、目標を22時就寝にしています。
22時には布団に入り、部屋の電気を消す。
そこからコロっと寝てしまう事もあれば、スマホでSNSチェックしたりしてしまう時もあります。
でもとにかく22時に布団に入ると決めて、有無を言わさず実行する。
そして平日の朝は5時に起きます。すると正味6時間は寝れていることになりますね。
(本当はもう少し寝たいが、それは土日の楽しみとして取っておいています。)
飲み会がある時はしょうがないです。
行きたくない飲み会は断ることにしているが、もちろん行きたい飲み会もありますよね。
そういう時は深酒はしない。無理に早く帰ろうとするのも皆に失礼なので解散はその場の雰囲気に合わせる。
頻繁に飲みに行くわけでもないのでたまにはそんな日もあっていいと割り切っています。
早起きは昔から大の苦手でした。小学生のころから寝坊しまくっていました。
なのに不思議と「全てはダイビングのため」と考えたらできるようになったんですよね。
今は早朝起きるのが楽しみにさえなっています。日の出直前・直後の空がとてもきれいですよ。
是非1度、日の出の時間に起きてみてください。
.GE.冬の朝うっすら雲がかかって幻想的.もうすぐ春が来る.そしてまた夏が来て.海の季節はもうすぐ🏖.#morningsky #sunrise #blue #朝焼け #青
【運動不足解消】日ごろから体を動かしたくなる
ダイビングは体力があった方がもちろん良いです。
水の中はいつもと違って良くも悪くも疲れます。重い器材を扱うし、フィンキックしたりバランスを取ったりが必要だからです。
そのためには日ごろから運動をしておいたほうが、怪我も防げるし体力もつきますね。
運動は元々好きでしたが、大人になってからは機会が無く遠ざかっていました。
でもダイビングを始めてからは、日ごろの運動もプラスになるはずと考えてジムに通うようになりました。
身体を動かすと気持ちがいいです。
それは海の中でも陸上でも同じ。悩んだときは海に潜りたい欲求が出てくるのだが、行けない時はジムに行ってトレーニングをします。
頭を空っぽにできるし、筋肉がつけば重いダイビング器材を背負うのも楽になるし、心肺機能が高まればより長い時間ダイブできるようになります。
運動のメリットがたくさんあるのは分かっているのに行動できなかったわたしが、ダイビングがきっかけになってジム通い女子になりました。
ダイビングのお陰で前よりも健康的な生活にまた一歩近づくことができたというわけです。
【目指せ美ボディ】野菜やたんぱく質中心の食事になる
運動の習慣がつくと、その効果を引き出したいし、せっかく引き締まってきた身体を維持したいと思うようになります。
海に行けばビキニが似合うスタイルでいたいし、歳を取っても病気などしないように健康的な体を維持したいものです。
なので、食事は自分で作ることにしました。節約もできます。
野菜をもりもり食べるようにして、トレーニングの効果が引き出せるようにお肉や魚中心の料理を作ります。
白いご飯やパンなどの炭水化物は美味しいのですが、自分で食事を作るときは炭水化物は主役にならないメニューにします。
数年前まで少々太っていたので、その時から炭水化物に含まれる糖質を制限する食事を心がけています。
糖質制限ダイエットは「身長150センチ女子が平均体重を目標に糖質制限したら9キロも痩せた話」で詳しく書きましたので読んでみてください。
とは言っても誰かと食事に行ったりすれば必然的に炭水化物が出てくるので、その時は遠慮なく美味しくいただきます。
日本のお米はおいしいです。
自炊メニューはいつも似たようなものを作ります。
手の込んだ料理をサッと作れる女子に憧れる気持ちもあるのですが、誰かに食べてもらうわけでもないし時間が限られているので簡単にできるものにします。
蒸し野菜、スープ、サラダ。
これがベースでその時々で味を変えていきます。
トマト味、カレー味、激辛味、海藻を入れて磯の味、パクチーやナンプラーを足してアジアンな味。
味に飽きないように、と調味料の種類は豊富にそろえています。
ですが、ダイビングに行く日は食事はあまり気にしていません。体力をかなり消耗するスポーツなので、朝ごはんはおにぎりを食べてエネルギーを蓄えます。
お昼はダイブサービスや出前の定食などを食べるので、そこでもご飯まで残さずいただきますよ。
海の後の食事はまた格別に美味しいんです。
特にその地域のお魚を使ったお刺身やフライや煮つけが好きで、だいたいどこのダイビングポイントでも食べることができます。
【無駄な時間の節約】毎日の過ごし方をルーティーン化
私の場合は、毎日の大事なイベントは「睡眠」「仕事」「トレーニング」の3つです。
それをしっかりこなすには、学校の授業のように時間割をつくるのが一番わかりやすくて良いということを学びました。
何をするにしても、時間は無駄にしたらもったいない。
なので先に時間割を決めておおよそそれ通りに過ごします。
それがルーティーン化です。
今までのだらしない生活習慣が時間割をつくったことによって規則正しく効率的になりました。
【睡眠時間を確保】たっぷり6~8時間
睡眠不足は仕事にも影響が出るし、ダイビングの時も危険が伴います。
昔はよく徹夜で勉強だ!なんて言っていましたけれど、今となってはなんて非効率的なことをしていたんだと笑ってしまいますね。
眠いと何も頭に入ってこないです。
睡魔と闘いながら仕事や勉強をするくらいだったら、思い切って寝て早起きしてからやった方が断然いいです。
だからわたしはどんなに少なくても6時間は寝ることにしました。
それでも昼間は眠気が襲ってくるので、その時は15分くらい昼寝をします。これがまた最高。笑
その方が気分もスッキリして仕事もはかどりますよ。
ダイビングの日は、朝の電車移動で仮眠します。
新幹線で行くとあっという間ですが、早く起きるのも苦ではないし交通費も節約できるので普通列車で行くことが多いです。
普通列車で東京から熱海方面まで行くと1時間半ほどなので、1時間は寝ることができます。
電車で寝るのもなかなか好きなので、長い移動時間も特に嫌だと思った事はありません。
【朝の時間の使い方】頭をフル回転させる仕事を片付ける
私の場合、朝早く起きると、会社に出社するまでに「数時間の自分タイム」ができます。
人間は目が覚めた後の数時間が一番集中できるそうです。
この数時間の自分タイムで、前日終わらなかった仕事の残りや勉強をしています。
早朝はそもそも起きている人が少ないのでとても静かです。びっくりするほど集中できます。
【ジム通い】退勤後は迷わず筋トレ
会社にいる間の9時間は勤めている以上どうしようもありません。精一杯仕事をこなすことが最優先です。
でも残業はしません。残業しなくて済むように、仕事量は自分で調節します。
定時できっちり退勤して、すぐさまジムに向かいます。
1時間トレーニングをして、いい汗をたっぷりかきます。すると仕事で疲れた頭を空っぽの状態にリセットできるんです。
どんなに仕事で疲れても、不思議とジムに行きさえすれば体は動くものです。
ジムに行くまでに様々な「ジムに行かなくてもいい理由」が浮かんでくるんだけど、それは完全に無視してとにかくジムに行くこと。
【晩御飯は節約ダイエットメニュー】タンパク質と野菜を軽く
家に帰ったらサラダとか軽いものを作って食べます。トレーニングをした後なのでお肉も使います。でも腹5分目までにしておきます。
22時には寝るからです。あまり寝る前にはたくさん食べないほうがいいです。
休むために寝るのに、食べ物がたくさん入ってしまうと消化しないといけないので休まらないんですって。
足りない分は朝と昼にたっぷり食べるようになりました。
基本的にはお肉やお魚を調理しますが、どうしても時間が無かったり疲れまくっていたら、トレーニング後のプロテインだけで済ませてしまうことも多々あります。
お腹は膨らみませんが、何も食べないよりはマシだと思っています。笑
まとめ|趣味のためにお金を遣うと毎日が価値のある生活に変わる
ダイビングという趣味のお陰でここまで生活習慣が変化しました。
ダイビングがしたいという思いだけで、です。
好きなことをトコトン追求している人ならば自然にそうなることなのかもしれません。
趣味にお金を掛けると、勝手に生活の質が良くなっていくものなのですね。
ダイビングがしたいが為に改善したお金遣い
ダイビングの費用を多くは無い収入の中でどうにかして捻出したい。
ゆえに、「あったらいいもの」は買わずに済みます。モノを買うときによく考えるようにもなります。
衝動買いをしなくなるということです。
モノを大切にしようという気持ちも芽生えてきます。
睡眠も仕事もトレーニングもルーティーン化で効率良く健康的に
朝目覚めた後の数時間と夜仕事終わりの数時間は、時間割をつくってメリハリをつけます。
時間ごとにやることをあらかじめ決めておけば、あとはそれ通りに行動していけばいいので迷わなくて楽チンです。
全てはダイビングを始めたことがきっかけでした。
海に潜ると癒されます。普段とはちがう世界を見ることができます。
だからもっともっと、色々な海にたくさん潜っていろんな光景を見たい。
そのためには健康な体と規則正しい生活が一番大事なんですね。
わたしがダイビングのお陰で手に入れた価値のある生活をご紹介でした。